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CASE STUDY

wp_options・wp_posts・wp_postmetaの不正データを削除したWordPressマルウェア駆除事例|救急WEB

2つのWordPressサイトを対象に不正改ざん検査を実施し、1サイトでwp_options・wp_posts・wp_postmeta内の不正データを確認しました。該当データを削除し、両サイトでプラグインの更新や構成確認を実施。不正インデックスの登録は確認されませんでした。

対応概要

項目内容
対応サイト数2サイト
対応時期2025年2月6日
WordPress両サイトとも6.7.1、変更なし
不正ファイル・データ1サイトでデータベース内4箇所の不正データを確認・削除
不正インデックス2サイトともなし
プラグイン・テーマ対応複数プラグインを更新、テーマは変更なし

調査で確認された内容

2つのWordPressサイトについて不正改ざん検査を行いました。サイト1では、WordPressデータベース内のwp_options、wp_posts、wp_postmetaに不正データを確認し、対象データを削除しました。

サイト2では不正ファイル・データは確認されませんでした。両サイトともWordPress本体は6.7.1で、プラグインのバージョン確認と必要な更新を実施しています。また、導入されているプラグインに関連する複数の脆弱性情報も確認しました。

サイトごとの調査・対応内容

サイト1

データベース内に複数の不正データを確認し、該当箇所を削除しました。

WordPress本体は6.7.1で変更せず、必要なプラグインの更新を実施しました。不正インデックスの登録は確認されませんでした。

サイト2

不正改ざん検査では、不正ファイル・データは確認されませんでした。

WordPress本体は6.7.1で変更せず、複数のプラグインを更新しました。不正インデックスの登録は確認されませんでした。

確認された不正データ

不正データはサイト1のWordPressデータベース内で確認されました。

テーブル名列名行番号
wp_optionsoption_value174862
wp_postspost_content1650
wp_postspost_content1651
wp_postmetameta_value2927

ファイルとして配置されたマルウェアだけでなく、WordPressのデータベース内に不正なデータが保存されるケースもあるため、ファイル検査とあわせてデータベースの確認を行うことが重要です。

確認された脆弱性

調査時には、導入されているプラグインに関連する以下の脆弱性情報を確認しました。

プラグイン調査時バージョン確認された内容
All-in-One WP Migration7.88(両サイト)JVNDB-2024-011167。7.87未満で情報を取得される可能性
Custom Post Type UI1.17.2JVNDB-2023-026700。1.13.5未満で情報を取得される可能性
LightStart – Maintenance Mode, Coming Soon and Landing Page Builder2.6.16JVNDB-2023-025133。2.6.8およびそれ以前で情報を改ざんされる可能性
MW WP Form5.1.0JVNDB-2024-002769。5.0.6およびそれ以前で情報の取得・改ざんの可能性
Really Simple Security5.2.3JVNDB-2024-013161。9.0.0以上9.1.2未満で情報改ざんやDoS状態にされる可能性
WP All Export1.4.6JVNDB-2023-020286。1.8.6未満で情報改ざんやDoS状態にされる可能性

確認した脆弱性情報とサイトの構成を踏まえ、必要なプラグインの更新を実施しました。

実施したマルウェア駆除・復旧作業

  • 2サイトの不正改ざん検査
  • WordPressデータベース内の不正データ削除
  • WordPress本体・プラグイン・テーマのバージョン確認
  • 必要なプラグインの更新
  • 未使用・不要プラグインの整理・削除
  • 不正インデックス登録の確認

WordPress・プラグイン・テーマの確認・更新内容

両サイトともWordPress本体は6.7.1で、変更は実施していません。テーマについても変更はありませんでした。

サイト1の更新内容

対象作業前作業後
Advanced Custom Fields6.3.116.3.12
Akismet Anti-spam: Spam Protection5.3.55.3.6
All-in-One WP Migration7.887.89
Otter – Page Builder Blocks & Extensions for Gutenberg3.0.93.0.10

サイト2の更新内容

対象作業前作業後
Advanced Editor Tools5.6.05.9.2
Akismet Anti-Spam4.2.25.3.6
All-in-One WP Migration7.887.89
Classic Editor1.6.21.6.7
Easy Table of Contents2.0.172.0.72
EWWW Image Optimizer6.4.28.0.0
GTM4WP1.161.20.3
Head, Footer and Post Injections3.2.53.3.0
Jetpack13.6.114.3
Really Simple Security5.2.39.2.0
WP All Export1.4.61.4.9

対応結果

2サイトの不正改ざん検査と構成確認を行い、確認されたデータベース内の不正データを削除しました。あわせて、必要なプラグインの更新とサイト構成の整理を実施しています。

不正インデックスについては、両サイトとも登録されていないことを確認しました。

再発防止について

WordPressの運用では、本体・プラグイン・テーマの更新状況を定期的に確認し、既知の脆弱性への対応を続けることが重要です。

更新が長期間止まっているプラグインや、現在のWordPressとの互換性に問題があるプラグインについては、継続利用の必要性を確認し、代替プラグインへの変更や整理を検討します。定期的なバックアップとマルウェア検査を組み合わせることも、改ざんの早期発見につながります。

WordPressのマルウェア感染でお困りの方へ

救急WEBでは、WordPressのマルウェア駆除やサイト改ざんの調査・復旧、不正ファイルやデータベース内の不正データの確認、不正リダイレクトや不正インデックスへの対応を行っています。

マルウェアの削除だけでなく、WordPress本体・プラグイン・テーマの更新状況や脆弱性も確認し、復旧後の運用を含めた対応を行います。

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