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CASE STUDY

BackWPupの脆弱性を確認したWordPressマルウェア駆除事例|救急WEB

4つのWordPressサイトで、不正ファイルと不正インデックスを確認しました。このうち1サイトではBackWPup 3.10.0、3サイトではContact Form 7の脆弱性対象バージョンが使用されており、不正ファイルの削除・修正、プラグイン・テーマ更新、不正インデックスへの対応を実施しました。

対応概要

項目内容
対応サイト数4サイト
対応時期2025年7月10日~7月14日
WordPress4サイトとも6.8.1
主な不正ファイルav.php、wp-confiq.php、nm.php、Nkchob.php、cFctJ.php、kGiZZMY.php、xyYogv.phpなど
確認された脆弱性BackWPup、Contact Form 7
不正インデックス4サイトで確認
主な対応不正ファイルの削除・修正、プラグイン・テーマ更新、不正インデックスの削除申請・sitemap再送信

調査で確認された内容

4サイトすべてで不正改ざん検査を実施し、複数のPHPファイルや多数の.htaccessを削除または修正対象として確認しました。av.php、header.php、index.php、wp-cron.php、wp-blog-header.php、wp-confiq.phpは複数サイトで共通して確認されています。

プラグインでは、1サイトでBackWPup 3.10.0、3サイトでContact Form 7の脆弱性対象バージョンを確認しました。また、4サイトすべてで不正インデックスが確認され、削除申請またはsitemap再送信を行っています。

サイトごとの調査・対応内容

サイト1

不正改ざん検査を実施し、確認された不正ファイルを削除・修正しました。

Contact Form 7の脆弱性対象バージョンを確認し、プラグインとCocoonテーマを更新しました。不正インデックスについては削除申請を実施しています。

サイト2

不正改ざん検査と不正ファイルの削除・修正を実施しました。必要なプラグインとCocoonテーマを更新し、不正インデックスへの対応としてsitemapを再送信しました。

サイト3

BackWPup 3.10.0とContact Form 7 5.6.4を確認しました。いずれも脆弱性情報で示されている対象バージョンに該当していたため更新を実施しています。

あわせて不正ファイルの削除・修正、その他のプラグイン・Cocoonテーマの更新、不正インデックスに対するsitemap再送信を行いました。

サイト4

Contact Form 7の脆弱性対象バージョンを確認しました。不正ファイルの削除・修正、プラグインとCocoonテーマの更新を行い、不正インデックスの削除申請も実施しました。

確認された不正ファイル

サイト確認されたファイル
サイト1.htaccess(1372ファイル)、av.php、header.php、index.php、nm.php、wp-cron.php、wp-blog-header.php、wp-confiq.php、Nkchob.php
サイト2.htaccess(427ファイル)、wp-blog-header.php、wp-cron.php、av.php、header.php、index.php、wp-confiq.php
サイト3.htaccess(1192ファイル)、wp-blog-header.php、wp-cron.php、av.php、header.php、index.php、wp-confiq.php
サイト4.htaccess(797ファイル)、wp-blog-header.php、wp-cron.php、av.php、header.php、index.php、wp-confiq.php、cFctJ.php、kGiZZMY.php、xyYogv.php

確認された脆弱性

プラグイン調査時バージョン確認された内容
BackWPupサイト3:3.10.0JVNDB-2023-028590。4.0.4未満では、情報の取得・改ざんやサービス運用妨害(DoS)につながる脆弱性が確認されています。
Contact Form 7サイト1:6.0.2、サイト3:5.6.4、サイト4:6.0.4CVE-2025-3247。6.0.5以下では、情報の取得や改ざんにつながる脆弱性が確認されています。

実施したマルウェア駆除・復旧作業

  • 4サイトの不正改ざん検査
  • 不正ファイルの削除・修正
  • WordPress本体のバージョン確認
  • 脆弱性対象プラグインを含むプラグインの更新
  • テーマの更新
  • 未使用・不要プラグインの整理・削除
  • 不正インデックスの削除申請
  • sitemapの再送信

WordPress・プラグイン・テーマの確認・更新内容

WordPress本体は4サイトとも6.8.1で、変更は実施していません。

サイト1

対象作業前作業後
Akismet Anti-spam: Spam Protection5.3.55.4
Calendar Event1.5.91.6.0
Chaty3.4.13.4.5
Contact Form 76.0.26.1
Contact Form 7 Multi-Step Forms4.4.14.4.2
Meta Slider3.60.13.99.0
Side Menu Lite5.4.15.4.3
SiteGuard WP Plugin1.7.61.7.8
Smart Slider 33.5.1.263.5.1.28
Smash Balloon Instagram Feed6.6.16.9.1
Cocoon2.4.32.8.7

サイト2

対象作業前作業後
Akismet Anti-spam: Spam Protection5.3.35.4
Cocoon2.4.32.8.7

サイト3

対象作業前作業後
Akismet Anti-Spam4.2.25.4
BackWPup3.10.05.2.3
Contact Form 75.6.46.1
Google XML Sitemaps4.1.74.1.21
MetaSlider3.30.13.99.0
SiteGuard WP Plugin1.6.01.7.8
Smash Balloon Instagram Feed6.1.56.9.1
TypeSquare Webfonts for ConoHa2.0.22.0.4
WebSub (FKA. PubSubHubbub)3.1.23.2.1
WP Multibyte Patch2.92.9.2
Cocoon2.3.82.8.7

サイト4

対象作業前作業後
Advanced Google reCAPTCHA1.281.3
Akismet Anti-spam: Spam Protection5.3.35.4
Contact Form 76.0.46.1
Cocoon2.4.32.8.7

不正インデックスへの対応

4サイトすべてで不正インデックスが確認され、7月10日から7月14日にかけて対応しました。

サイト実施した対応
サイト1不正インデックスの削除申請
サイト2sitemap再送信
サイト3sitemap再送信
サイト4不正インデックスの削除申請

対応結果

4サイトで不正改ざん検査を実施し、確認された不正ファイルの削除・修正を行いました。

あわせて、脆弱性対象バージョンが確認されたプラグインを含む各種プラグイン・テーマの更新と、不正インデックスへの対応を実施しました。

再発防止について

WordPressでは、本体だけでなくプラグインやテーマも継続して更新し、既知の脆弱性を残さない運用が重要です。

定期的なバックアップ、マルウェア検査、脆弱性情報の確認を組み合わせ、不正ファイルや改ざんを早期に確認できる状態を維持することも重要です。

WordPressのマルウェア感染でお困りの方へ

救急WEBでは、WordPressのマルウェア駆除、不正ファイルやサイト改ざんの調査・復旧、不正リダイレクト、不正インデックスへの対応、脆弱性が確認されたプラグイン・テーマの確認などを行っています。

複数サイトで不正ファイルが確認されたケースや、検索結果に不正なページが登録されたケースについても、サイトごとの状況を確認しながら対応しています。

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