WordPressサイトの不正改ざん検査を行い、sa.phpをはじめ複数のPHPファイルや画像ファイルなどを削除・修正しました。あわせて、VK All in One Expansion UnitとVK Block Patternsに関する既知の脆弱性情報を確認し、WordPress本体、プラグイン、Lightningテーマの更新を実施しています。
対応概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対応サイト数 | 1サイト |
| 対応時期 | 2025年2月12日~13日 |
| WordPress | 本体を最新版へ更新 |
| 不正ファイル | sa.phpなど複数のファイルを削除・修正 |
| 脆弱性情報 | VK All in One Expansion Unit、VK Block Patterns |
| プラグイン・テーマ対応 | 複数のプラグインとLightningテーマを更新 |
| 不正インデックス | なし |
調査で確認された内容
不正改ざん検査では、sa.phpのほか、WordPress本体と同名のファイルを含む複数のファイルが削除または修正対象として確認されました。また、プラグインファイルにも対応しています。
セキュリティ面では、VK All in One Expansion UnitとVK Block PatternsについてJVNDBに掲載された脆弱性情報を確認しました。作業ではWordPress本体、対象プラグイン、テーマを更新し、サイト環境の整理を行っています。
確認された不正ファイル
不正改ざん検査で削除または修正した主な対象は以下のとおりです。
| 対象 | 確認内容 |
|---|---|
| PHP・画像ファイル | sa.php、wp-blog-header.php、wp-cron.php、index.php、pages.php、cache.php、toggige-arrow.jpg、networks.php、defaults.php、item.php、search.php、wp-settings.php、edit.php、product.php、function.php、hello.php |
| .htaccess | 1,420ファイル |
| その他 | プラグインファイル |
確認された脆弱性
調査では、VKシリーズの2つのプラグインについてJVNDB-2024-007034に掲載された脆弱性情報を確認しました。
| プラグイン | 調査時バージョン | 確認された内容 |
|---|---|---|
| VK All in One Expansion Unit | 9.100.7.0 | JVNDB-2024-007034。9.99.2.0未満が影響対象とされ、情報取得および情報改ざんに関する脆弱性情報が掲載 |
| VK Block Patterns | 1.32.4.0 | JVNDB-2024-007034。1.31.1.1およびそれ以前が影響対象とされ、情報改ざんに関する脆弱性情報が掲載 |
VK Block Patternsについては、最新WordPressとの互換性に関するリスクも確認し、更新対応を実施しました。
実施したマルウェア駆除・復旧作業
- WordPressサイトの不正改ざん検査
- 検出された不正ファイルの削除・修正
- WordPress本体の更新
- プラグインの更新
- Lightningテーマの更新
- 未使用・不要プラグインの整理・削除
- 不正インデックスの登録有無の確認
WordPress・プラグイン・テーマの確認・更新内容
実際にバージョンを更新したWordPress本体、継続利用する主なプラグイン、テーマは以下のとおりです。
| 対象 | 作業前 | 作業後 |
|---|---|---|
| WordPress本体 | 6.7.1 | 6.7.2 |
| All In One SEO | 4.7.6 | 4.7.9 |
| Blocks Animation: CSS Animations for Gutenberg Blocks | 3.0.8 | 3.0.10 |
| Contact Form 7 | 6.0.1 | 6.0.3 |
| EWWW Image Optimizer | 7.9.1 | 8.0.0 |
| VK All in One Expansion Unit | 9.100.7.0 | 9.103.1.1 |
| VK Block Patterns | 1.32.4.0 | 1.33.0.1 |
| VK Blocks | 1.92.1.1 | 1.95.0.4 |
| Lightning | 15.25.0 | 15.29.4 |
不正インデックスへの対応
調査時、不正インデックスの登録は確認されませんでした。
対応結果
不正改ざん検査で確認された対象ファイルの削除・修正を行い、WordPress本体、継続利用するプラグイン、テーマの更新を実施しました。
あわせてサイト環境を整理し、確認されたセキュリティ上のリスクに対する対応を行いました。
再発防止について
WordPressのマルウェア感染リスクを抑えるには、WordPress本体・プラグイン・テーマを継続的に更新し、公開される脆弱性情報を確認することが重要です。
定期的なバックアップとマルウェア検査を行い、利用するプラグインの互換性や更新状況についても継続して確認することで、異常を早期に把握しやすくなります。
WordPressのマルウェア感染でお困りの方へ
救急WEBでは、WordPressのマルウェア駆除、不正ファイルやサイト改ざんの調査・修正、脆弱性の確認、不正リダイレクトや不正インデックスへの対応、復旧後のセキュリティ対策まで対応しています。
WordPressサイトで不審なファイルや改ざんが見つかった場合は、現在の状態を確認したうえで必要な駆除・復旧作業を進めます。
