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Google Maps Anywhere脆弱性のWordPress駆除・復旧事例|救急WEB

3つのWordPressサイトを対象に、不正改ざん検査とマルウェア駆除・復旧作業を実施しました。複数の不正ファイルと不正インデックスを確認したほか、1サイトではGoogle Maps Anywhere 1.2.6.3の脆弱性を確認。WordPress本体・プラグインの更新、不正ファイルの削除・修正、不正インデックスの削除申請を行いました。

対応概要

項目内容
対応サイト数3サイト
対応時期2025年6月4日~6月13日
WordPressサイトごとに本体バージョンを確認し、必要な更新を実施
不正ファイル3サイトで複数の不正ファイル・改ざんファイルを確認
確認された脆弱性Google Maps Anywhere 1.2.6.3/JVNDB-2022-016762
プラグイン対応更新、脆弱性が確認されたプラグインへの対応、整理・削除
不正インデックス3サイトとも確認。削除申請を実施

調査で確認された内容

3サイトすべてで、不正改ざん検査により複数の不正ファイルが確認されました。WordPressの主要ファイル名と同じ名称のファイルに加え、ランダムな文字列を含むPHPファイルなども対象となっています。

また、1サイトではGoogle Maps Anywhere 1.2.6.3が使用されており、JVNDB-2022-016762として公開されている脆弱性の対象バージョンであることを確認しました。

3サイトとも不正インデックスが登録されており、マルウェア駆除・復旧作業とあわせて削除申請を行いました。

サイトごとの調査・対応内容

サイト1

不正改ざん検査で複数の対象ファイルを確認し、削除または修正を実施しました。

Google Maps Anywhere 1.2.6.3に脆弱性が確認されたため、対象プラグインへの対応を行っています。あわせてWordPress本体と複数のプラグインを更新しました。

不正インデックスについても確認し、削除申請を実施しました。

サイト2

複数のPHPファイルを含む不正ファイルを確認し、削除または修正を実施しました。

WordPress本体は旧バージョンから更新し、あわせて複数のプラグインを更新しました。不正インデックスについても削除申請を行っています。

サイト3

不正改ざん検査で複数の対象ファイルを確認し、削除または修正を実施しました。

WordPress本体は作業時点のバージョンを維持し、更新が必要なプラグインを個別にアップデートしました。不正インデックスについても削除申請を行いました。

確認された不正ファイル

不正改ざん検査で、以下のファイルを削除または修正しました。

サイト確認・対応したファイル
サイト1.htaccess(1,250ファイル)、about.phpindex.php/wp-content/plugins/wp-mail-smtp/src/Compatibility/index.phpcontent.php
サイト2header.php.htaccess(6,245ファイル)、index.phpckeCou.phpradio.phpcontent.phpwp-login.phptJwpOVjahu.phpEcHaQxiPd.php
サイト3.htaccess(1,561ファイル)、index.php2index.phpradio.phpwp-login.php

確認された脆弱性

サイト1では、Google Maps Anywhere 1.2.6.3が使用されていました。

プラグイン調査時バージョン確認された内容
Google Maps Anywhere1.2.6.3JVNDB-2022-016762。1.2.6.3までのバージョンで、情報取得や情報改ざんにつながる脆弱性が確認されている

対象となったGoogle Maps Anywhereは削除しました。

実施したマルウェア駆除・復旧作業

  • 3サイトの不正改ざん検査
  • 不正ファイルの削除・修正
  • 必要なWordPress本体のアップデート
  • プラグインのアップデート
  • 脆弱性が確認されたGoogle Maps Anywhereへの対応
  • 未使用・不要プラグインの整理・削除
  • 不正インデックスの削除申請

WordPress・プラグインの確認・更新内容

サイト1

対象作業前作業後
WordPress本体6.86.8.1
Akismet Anti-spam: Spam Protection5.3.75.4
All in One SEO4.8.1.14.8.3.1
All-in-One WP Migration and Backup7.937.94
All-in-One WP Migration Unlimited Extension2.672.68
MetaSlider3.97.03.98.0

サイト2

対象作業前作業後
WordPress本体5.9.106.8.1
Akismet Anti-spam: Spam Protection5.3.75.4
All in One SEO4.8.1.14.8.3.1
All-in-One WP Migration and Backup7.937.94
All-in-One WP Migration Unlimited Extension2.672.68
Category Order and Taxonomy Terms Order1.8.81.9
Edit Author Slug1.9.11.9.2
File Manager Advanced5.3.05.3.4
Firelight Lightbox2.3.152.3.16
Google Analytics for WordPress by MonsterInsights9.4.19.5.3
PublishPress Future4.5.04.6.0
WebberZone Followed Posts3.1.03.1.2
WP Slimstat3.9.8.25.2.13
WP-Members3.5.23.5.3
WPForms Lite1.9.5.11.9.5.2

サイト3

WordPress本体は6.8.1で、変更は実施していません。

対象作業前作業後
Advanced Custom Fields6.4.0.16.4.2
Akismet Anti-spam: Spam Protection5.3.75.4
All in One SEO4.8.1.14.8.3.1
All-in-One WP Migration and Backup7.937.94
All-in-One WP Migration Unlimited Extension2.672.68
Category Order and Taxonomy Terms Order1.8.81.9
Download Manager3.3.143.3.17
MetaSlider3.97.03.98.0

不正インデックスへの対応

3サイトすべてで不正インデックスの登録を確認しました。

6月5日から6月13日にかけて削除申請を行い、対象となった不正インデックスについてすべて削除申請を完了しました。

対応結果

3サイトを対象に、不正ファイルの削除・修正、WordPress本体やプラグインの必要な更新、脆弱性が確認されたプラグインへの対応を実施しました。

あわせて、各サイトで確認された不正インデックスについて削除申請を行い、一連のマルウェア駆除・復旧作業を完了しました。

再発防止について

WordPressのセキュリティを維持するには、本体や利用中プラグインを継続的に更新し、公開されている脆弱性情報やプラグインの保守状況を確認することが重要です。

定期的なバックアップとマルウェア検査を行い、不審なファイルやサイト内の変更を早期に確認できる状態を維持することも再発防止につながります。

WordPressのマルウェア感染でお困りの方へ

救急WEBでは、WordPressのマルウェア駆除、不正ファイルやサイト改ざんの調査・修正、不正リダイレクトや不正インデックスへの対応、WordPress本体・プラグインの更新などを行っています。

不審なファイルが見つかった場合や、検索結果に意図しないページが登録されている場合なども、サイトの状態を確認したうえで必要な復旧作業を実施します。

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