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COLUMN

WordPressトラブル・エラーの復旧業者10社を比較|料金相場・選び方【2026年】

執筆:救急WEB

WordPressで「重大なエラーが発生しました」「500 Internal Server Errorが表示される」「管理画面にログインできない」「サイトが真っ白になった」などのトラブルが発生した場合、自力で原因を特定できなければWordPressの復旧に対応する専門業者へ依頼する方法があります。

ただし、WordPress復旧業者は会社によって料金体系や対応方法が大きく異なります。初期調査が無料のサービス、復旧できなければ料金が発生しないサービス、最初に有料診断を行うサービス、検証環境へサイトをコピーして慎重に調査するサービスなどさまざまです。

本記事では、WordPressのトラブル・エラー・復旧に対応する10サービスについて、料金だけでなく、初期調査、復旧できなかった場合の料金、対応速度、保証、原因調査、再発防止、保守対応などまで比較します。

この記事でわかること

  • WordPressトラブル・エラーの復旧に対応する10社の料金・特徴の違い
  • WordPress復旧業者の料金体系と費用の目安
  • ログイン不可・500エラー・重大なエラー・真っ白など症状別の選び方
  • 即日対応やコストパフォーマンスを重視する場合の確認ポイント
  • 初期調査・成功報酬・保証・原因調査など依頼前に比較したい項目
  • WordPressトラブルが発生したときに自分でできること・避けたいこと

調査日:2026年9月19日
調査方法:各サービスの公式サイトに掲載されている料金・サービス内容を確認
執筆:中村 真一

※掲載順はランキングではありません。料金・サービス内容は2026年9月19日時点の各社公式サイトの公開情報をもとにしています。実際の料金はサイトの状態や作業範囲によって異なるため、ご依頼前に各社へご確認ください。

WordPressトラブル・エラーの復旧業者10社を比較

WordPress復旧業者を比較するときは、表示されている最低料金だけではなく、初期調査費、復旧できなかった場合の料金、保証、原因調査なども確認することが重要です。

例えば同じ「30,000円前後」のサービスでも、原因調査から復旧まで含む場合と、診断後に別途実装費が必要になる場合があります。そのため、金額だけを横並びにするのではなく、料金に何が含まれているのかまで確認しましょう。

WordPress復旧業者10社の料金・サービス比較
サービス 一般的な復旧料金 初期調査 復旧不可時 対応速度 保証
救急WEB エラー 19,800円(税込)
復元・復旧 29,700円(税込)
相談・初期確認無料 完全成果報酬 最短1時間 同様のトラブル3か月
ワードプレスレスキュー 29,800円(税別) 無料 復旧できなければ0円 緊急・土日対応 一般復旧6か月
WPドクター WordPress作業 4,000円~
復旧は内容により見積り
見積り無料 成功報酬制 見積り最短1時間 内容による
エノル 28,000円~(税別) 8,000円(税別)
復旧依頼時は作業費に充当
原則診断料のみ 受付状況による 同一症状14日間
WordPressレスキュー(RunLand) 初回調査 20,000円(税込)
小規模実装 55,000円~(税込)
20,000円(税込) 調査のみで終了可能 内容による 要確認
ネクスト・アクション WPレスキュー 30,000円~ 0円 復旧不可時は全額返金 最短20分で初動 90日
モアフィールド 軽度 33,000円~(税込)
プラグイン等 55,000円~(税込)
調査後見積り 要確認 即日~ 要確認
WPPLUS 19,800円~(税込) 0円 復旧できなければ料金なし 内容による 同様の事象3か月
IMDEX 30,000円~(税別) 調査復旧料金に含む 要確認 内容による 要確認
ファンフェアファンファーレ 33,000円~(税込) サイト確認後に見積り 状況により対応 内容による 要確認

※「要確認」は、公式サイト上で一律の条件を確認できなかった項目です。「対応していない」という意味ではありません。料金・サービス内容は2026年9月19日時点の各社公式サイトの公開情報をもとにしています。

※「要確認」は、公式サイト上で一律の条件を確認できなかった項目です。「対応していない」という意味ではありません。

10社を比較して分かったWordPress復旧サービスの4つの料金タイプ

10社の料金体系を比較すると、大きく4つのタイプに分けられます。単純に「安い・高い」で比較するより、どの方式が自分のサイトに合っているかを確認した方が、最終的な費用を判断しやすくなります。

1. 料金を事前に把握しやすい定額・成果報酬型

救急WEB、ワードプレスレスキュー、WPPLUSなどは、一般的な復旧料金や料金発生条件が比較的分かりやすく掲載されています。

特に、復旧できなかった場合に料金が発生しない仕組みは、原因が分からない状態で依頼するときの費用リスクを抑えやすい方式です。

ただし、定額または開始価格が明示されていても、対象外となる作業や追加作業の条件は各社で異なります。作業開始前に「今回の症状が掲載料金の対象になるか」を確認してください。

2. 最初に診断してから復旧方法を決める診断型

エノルは8,000円(税別)の復旧診断を行い、原因、未確定事項、必要な復旧作業、見積りなどを確認してから復旧へ進む方式です。

復旧を依頼する場合は診断料が作業費へ充当されるため、診断料と復旧料金が二重に加算される仕組みではありません。

原因が複雑な場合や、「まず何が壊れているのかを知りたい」というケースでは、このように調査工程を独立させているサービスが選択肢になります。

3. 調査・検証環境と実装を分ける方式

WordPressレスキューは20,000円の初回調査・診断を行い、本番サイトのバックアップを取得して検証環境へコピーしたうえで改善方針を提示します。

その後、修正が必要であれば小規模実装55,000円~へ進みます。単純な復旧料金だけを見ると高くなりますが、本番環境への影響を抑えながら慎重に作業したい企業サイトでは検討しやすい方式です。

4. 症状や作業内容によって段階的に料金が変わる方式

モアフィールドは「ログイン不可・軽度エラー33,000円~」「プラグイン・テーマ起因55,000円~」「重度エラー・データベース復旧77,000円~」と、障害レベルによって料金帯を分けています。

WPドクターやファンフェアファンファーレのように、WordPress復旧だけでなくPHP・テーマ・プラグイン・カスタマイズなど幅広い技術作業を扱うサービスでは、症状や作業量に応じて個別見積りになるケースがあります。

復旧業者を比較するときのポイント

「19,800円」と「30,000円」を比較する場合でも、初期調査、バックアップ、原因調査、保証、報告書などの範囲が同じとは限りません。最低価格だけではなく、最終的に必要になる作業まで含めて比較することが重要です。

症状・目的別にWordPress復旧業者を選ぶなら

WordPress復旧業者は、すべての人に同じサービスが適しているわけではありません。

「費用を抑えたい」「できるだけ早く復旧してほしい」「原因を詳しく調査したい」「検証環境を使って慎重に作業してほしい」など、優先する条件によって選択肢は変わります。

料金・コストパフォーマンスを重視する場合

一般的なWordPressエラーの公開料金を見ると、救急WEBは19,800円、WPPLUSは19,800円~となっています。

ただし、コストパフォーマンスは最低価格だけで判断できません。初期調査、追加料金、成功報酬、保証期間、原因調査、再発防止まで含めて比較する必要があります。

例えば、安価に表示だけを復旧できても、原因が残って同じ障害が再発すれば、結果的に再度費用が必要になる可能性があります。

WordPressにログインできない場合

WordPressにログインできない原因は、パスワード忘れだけではありません。

ログインURLの変更、セキュリティプラグインによるロック、PHPエラー、データベース内のユーザー情報、Cookie、.htaccessなどが影響することもあります。

パスワード再設定メールが利用できる場合は自分で解決できる可能性があります。一方、ログインページ自体が表示されない、403・500エラーになる、ログイン後にリダイレクトを繰り返す場合は、管理画面以外から調査できる業者が適しています。

サイトが真っ白になった場合

WordPressのサイトや管理画面が完全に真っ白になる場合、PHPの処理が途中で停止している可能性があります。

特に、プラグイン・テーマ・WordPress本体・PHPの更新直後に発生した場合は、更新したプログラムとの互換性が原因候補になります。

画面上にエラーが表示されていなくても、サーバーのエラーログには原因となったPHPファイルや行番号が記録されていることがあります。

500 Internal Server Errorの場合

500 Internal Server ErrorはWordPressだけではなく、サーバーを含めた幅広い原因で発生します。

代表例には、PHPのFatal Error、.htaccessの記述ミス、PHPメモリ不足、プラグイン・テーマの不具合、ファイル権限、PHPバージョンとの互換性などがあります。

同じ500エラーでも原因によって対応方法が異なるため、「500エラー対応」と書かれているかだけでなく、原因調査まで行うかを確認するとよいでしょう。

「このサイトで重大なエラーが発生しました」と表示される場合

「このサイトで重大なエラーが発生しました」というメッセージは、WordPress内部でPHPの致命的なエラーが発生している場合などに表示されます。

プラグインやテーマの更新直後であれば、そのプログラムを一時停止することで復旧できる場合があります。管理画面へ入れない場合には、FTPやサーバーのファイルマネージャーなどから確認が必要になることもあります。

即日・緊急で復旧したい場合

ECサイト、広告のリンク先、企業の問い合わせサイトなどでは、サイト停止時間が売上や問い合わせ機会の損失につながることがあります。

ネクスト・アクションは最短20分での初動、救急WEBは最短1時間、モアフィールドは状況により即日対応を案内しています。

ただし「最短20分」「最短1時間」「即日」は、必ずその時間内に完全復旧するという意味ではありません。受付状況、サイト規模、原因、必要なアクセス情報の有無などによって復旧時間は変わります。

原因を詳しく確認してから修復したい場合

原因不明のトラブルや複雑にカスタマイズされたWordPressでは、いきなり修正を開始するよりも、調査工程を設けた方が適していることがあります。

エノルは有料診断、WordPressレスキューは検証環境を使った初回調査を設けており、まず現状を整理してから修復方法を決める方式です。

本番サイトを直接変更せず慎重に作業したい場合

企業サイトやECサイトなど、作業中のトラブルをできるだけ避けたい場合は、検証環境を使用するかどうかも比較ポイントになります。

WordPressレスキューは検証環境へのインポートを明示しています。IMDEXも、詳細な調査が必要な場合には検証環境へサイトデータを移して確認するとしています。

復旧後の保守まで任せたい場合

WordPressは復旧後も本体、テーマ、プラグイン、PHPなどを継続して管理する必要があります。

自社でバックアップやアップデートを管理するのが難しい場合は、スポット復旧だけでなく保守管理にも対応する業者を選ぶ方法があります。

WordPress復旧・エラー修正の料金相場

今回比較した10サービスでは、一般的なWordPress障害の開始料金として2万円前後から3万円台を掲げるサービスが多く見られました。

一方、原因調査と修正作業を分けているサービスでは、診断と実装を合わせて5万円以上になる場合があります。

そのため、「WordPress復旧の相場は一律○万円」と考えるより、トラブルの原因と必要な作業工程によって料金帯が変わると考えた方が実態に近いでしょう。

比較的軽度なWordPressエラー

原因箇所が限定されており、プラグイン停止や設定修正などで解決できる場合は、比較的低価格で復旧できるケースがあります。

ただし、症状の見た目だけで軽度か重度かを判断するのは困難です。画面が真っ白でも、プラグイン1つが原因の場合と、テーマやPHPの大幅な修正が必要な場合があります。

WordPress・PHP更新後の不具合

WordPress本体、テーマ、プラグイン、PHPには、それぞれ対応するバージョンがあります。

長期間アップデートしていないサイトを一気に最新版へ変更すると、複数の互換性問題が同時に発生する場合があります。

一時的に旧バージョンへ戻すだけでなく、将来的な運用を考えてプログラムやテーマ側の修正が必要になると、料金も高くなる傾向があります。

データベースや独自カスタマイズを伴う復旧

データベース破損、独自PHPプログラム、会員サイト、ECサイトなどでは、一般的なWordPressより調査範囲が広くなる場合があります。

こうしたサイトでは、最低料金だけで判断せず、追加料金が発生する条件や検証環境の有無まで確認した方がよいでしょう。

WordPress復旧業者10社の特徴・料金を詳しく比較

ここからは、10サービスそれぞれの特徴を詳しく確認します。掲載順はランキングではありません。

救急WEB

救急WEBは、WordPressのエラー、ログイン不可、画面が真っ白になるトラブル、サイト復旧、サーバー移行などに対応しています。

エラー表示19,800円(税込)
復元・復旧29,700円(税込)
ログイン不可(エラー)19,800円(税込)
画面が真っ白19,800円(税込)
料金体系完全成果報酬
保証同様のトラブル3か月

一般的なWordPressトラブルについて症状別の料金を公開しているため、依頼前に費用を把握しやすい点が特徴です。

スポット対応だけでなくWordPress保守も提供しているため、復旧後のアップデートやバックアップまで継続して依頼したい場合にも選択肢になります。

向いているケース:一般的なWordPressエラーを明確な料金でスポット依頼したい場合や、復旧後の保守まで検討している場合。

ワードプレスレスキュー

ワードプレスレスキューは、WordPressの一般的な障害からマルウェア・改ざんまで扱う復旧専門サービスです。

一般復旧29,800円(税別)
初期診断無料
支払い完全後払い
復旧不可0円
保証一般復旧6か月

一般的なWordPressトラブルは定額29,800円(税別)で、重大なエラー、真っ白画面、ログイン不能、500エラー、データベース接続エラーなどを対象としています。

初期診断無料、成功報酬、後払い、対象プラン内の追加料金なしを掲げており、料金体系の分かりやすさが特徴です。

向いているケース:事前に料金を把握したい場合や、成功報酬・長めの保証期間を重視する場合。

WPドクター

WPドクターは、WordPressの復旧だけでなく、プラグイン、テーマ、PHP、移行、カスタマイズなど幅広い技術作業を扱っています。

WordPress作業4,000円~
見積り無料
料金体系案件ごとの見積り
支払い成功報酬制・後払い
受付24時間

4,000円~という料金は一般復旧の定額料金ではなく、WordPress関連作業全般の開始価格です。実際の復旧料金は作業内容によって異なります。

一般的なエラーだけでなく、独自カスタマイズやプラグイン・テーマの技術修正にも対応している点が特徴です。

向いているケース:単純な復旧だけではなく、PHPや独自カスタマイズを含む技術的な修正が必要なサイト。

エノル

エノルは、白画面、500エラー、ログイン不可、表示崩れなどについて、まず診断を行ってから復旧する方式を採用しています。

復旧診断8,000円(税別)
WordPress復旧28,000円~(税別)
診断料復旧依頼時は作業費へ充当
復旧失敗時原則診断料のみ
保証同一症状14日間

診断では、確認した範囲、判明した原因、未確定事項、必要な復旧作業、見積りなどを整理した報告を受けられます。

診断だけで終了することもできるため、原因を確認してから復旧を依頼するか判断したいケースに適した方式です。

向いているケース:原因や作業範囲を明確にしてから復旧を依頼したい場合。

WordPressレスキュー(RunLand)

WordPressレスキューは、不具合修正、カスタマイズ、保守、SEO、セキュリティなどWordPress全般の改善に対応しています。

初回調査・診断20,000円(税込)
小規模実装55,000円~(税込)
中規模実装220,000円~(税込)
大規模実装440,000円~(税込)

初回調査では本番サイトのバックアップを取得し、検証環境へコピーして診断したうえで、改善方針と見積りを提示します。

最安で復旧するというよりも、本番環境に直接手を加えるリスクを抑えながら慎重に修正したいケースに向いたサービスです。

向いているケース:重要な企業サイトなど、検証環境での慎重な調査・修正を重視する場合。

ネクスト・アクション WPレスキュー

ネクスト・アクション WPレスキューは、WordPress障害の緊急対応を365日体制で提供しています。

初期診断0円
障害復旧30,000円~
初動最短20分
復旧不可全額返金
保証90日

重大なエラー、403エラー、ログイン不能、WordPress更新後の表示不具合などにも対応し、原因特定から再発防止まで一貫して行うとしています。

最短20分は完全復旧までの時間ではなく、調査開始までの初動時間です。緊急性が高いサイトでは、この違いも理解して比較するとよいでしょう。

向いているケース:緊急性が高く、初動の早さや365日対応、保証制度を重視する場合。

モアフィールド

モアフィールドは、ログイン不可、白画面、500エラー、プラグイン・テーマの不具合などを対象とする復旧サービスです。

ログイン不可・軽度エラー33,000円~(税込)
プラグイン・テーマ起因55,000円~(税込)
重度エラー・DB復旧等77,000円~(税込)
作業期間即日~5営業日程度

症状の重さに応じて料金を分けており、原因特定、復旧、動作確認、原因分析、再発防止策の提案までを作業の流れとして掲載しています。

緊急対応では別途料金が発生する可能性があるため、即日対応を希望する場合は事前に総額を確認するとよいでしょう。

向いているケース:一般エラーからデータベースを含む重度障害までWeb制作会社へまとめて相談したい場合。

WPPLUS

WPPLUSは、マルウェア感染だけでなく、ログインできない、サイトが表示されないなど一般的なWordPressトラブルにも対応しています。

一般サイト復旧19,800円~(税込)
初期診断0円
復旧不可料金なし
再発保証3か月
作業報告書あり

無料の初期診断後に、必要な復旧内容、見積り、作業期間を案内する方式です。

復旧できなければ料金が発生しない復旧保証に加え、3か月の再発保証、作業報告書を提供している点が特徴です。

向いているケース:初期診断、復旧保証、再発保証、作業報告書を重視する場合。

IMDEX

IMDEXは、WordPressのスポット復旧と定期保守管理を提供しています。

調査復旧30,000円~(税別)
詳細調査基本費用+20,000円~(税別)
支払い前払い
定期保守あり

詳細な調査が必要になった場合には、検証環境へサイトデータを移行して確認します。

定期保守ではバックアップ、セキュリティ監視、バージョンアップなどにも対応しているため、復旧後の管理まで依頼したい場合にも選択肢になります。

向いているケース:詳細調査や検証環境を必要とするサイト、復旧後の定期保守も検討している場合。

ファンフェアファンファーレ

ファンフェアファンファーレは、WordPressの復旧・復元・エラー修正を提供するWeb制作会社です。

復旧・復元33,000円~(税込)
対象例500エラー・Fatal Error・管理画面エラーなど
他社制作サイト対応可能

WordPress本体の更新後やPHPバージョン変更によるテーマ・プラグインの互換性問題にも対応しています。

古いテーマが新しいPHPへ対応できない場合には、単純に元へ戻すだけではなく、テーマの修正・変更などを提案する場合もあります。

向いているケース:古いWordPressやPHP、テーマの互換性を含めてWeb制作会社へ相談したい場合。

WordPress復旧業者10社の総評|重視するポイント別に比較

ここまで紹介した10社は、それぞれ料金体系や対応方法、得意とするサービスが異なります。

「料金を事前に把握したい」「できるだけ早く対応してほしい」「原因を詳しく調査してほしい」「復旧後の保守まで任せたい」など、重視するポイント別に整理すると次のようになります。

比較の目安: ◎=公式サイト上で条件・対応内容が具体的に明記されている  ○=対応していることを確認できる  △=案件ごとの確認が必要、または公開情報が限定的

WordPress復旧業者10社の重視ポイント別比較
業者・サービス名 料金の
明確さ
緊急
対応
詳細な
原因調査
保証 保守 向いているケース
救急WEB ◎ ◎ ○ ◎ ◎ 一般的なWordPressエラーを明確な料金・成果報酬で依頼したい場合
ワードプレスレスキュー ◎ ◎ ○ ◎ ○ 定額料金・成功報酬・長めの保証を重視する場合
WPドクター ○ ◎ ◎ △ ◎ 復旧だけでなくPHP・カスタマイズなど幅広い技術対応が必要な場合
エノル ◎ ○ ◎ ○ ◎ 原因と作業内容を詳しく確認してから復旧を依頼したい場合
WordPressレスキュー(RunLand) ○ ○ ◎ △ ◎ 本番サイトを直接変更せず、検証環境で慎重に作業したい場合
ネクスト・アクション WPレスキュー ○ ◎ ◎ ◎ ◎ 緊急性の高い企業サイトや、365日の対応体制を重視する場合
モアフィールド ◎ ◎ ◎ △ ◎ 障害の程度に応じた料金を確認しながら、原因分析まで依頼したい場合
WPPLUS ◎ ○ ◎ ◎ △ 初期診断・復旧保証・再発保証を重視する場合
IMDEX ○ △ ◎ △ ◎ 検証環境での詳細調査や、復旧後の定期保守まで検討している場合
ファンフェアファンファーレ ○ △ ○ △ ○ 古いWordPress・PHP・テーマの互換性まで含めて相談したい場合

※上記はサービスそのものの優劣や順位を示すものではありません。2026年9月19日時点で各社公式サイトに掲載されている料金体系・対応内容・保証・保守などの公開情報をもとに、依頼時に重視しやすいポイントを整理したものです。実際の対応可否や料金はサイトの状態によって異なります。

WordPressでよくあるトラブル・エラーと主な原因

WordPressのエラーは、画面上に表示されている症状と実際の原因が一致するとは限りません。ここでは代表的な症状と原因候補を整理します。

「このサイトで重大なエラーが発生しました」

PHPのFatal Errorなど、WordPressが処理を継続できない状態になった場合に表示されます。

プラグインやテーマ、PHPバージョンの互換性、独自コードのエラーなどが原因候補になります。

500 Internal Server Error

PHPエラー、.htaccess、PHPメモリ、ファイル権限、サーバー設定など幅広い原因があります。

500エラーだけでは原因を判断できないため、エラーログや直前の操作を確認して切り分けます。

WordPressが真っ白になる

画面へ何も出力されない場合でも、内部ではPHPエラーが発生している可能性があります。

特にプラグイン・テーマ・PHPを更新した直後は、互換性を確認します。

WordPressにログインできない

パスワード、ユーザー情報、Cookie、ログインURL変更、セキュリティプラグイン、PHPエラー、データベースなどが関係する場合があります。

データベース接続確立エラー

wp-config.phpの設定、MySQLサーバー、データベース破損、容量不足などが原因候補です。

プラグイン更新後にエラーが発生した

プラグイン自体のバグだけでなく、WordPress本体、PHP、他のプラグイン、テーマとの組み合わせで問題が発生する場合があります。

PHPバージョン変更後に表示されなくなった

古いテーマやプラグインが新しいPHPで廃止された機能を使用している場合、Fatal Errorなどが発生することがあります。

PHPを元へ戻せば一時的に復旧できる場合でも、長期的にはテーマやプラグイン側を修正・更新する必要があります。

サーバー移行後にサイトが表示されない

ファイルだけでなく、データベース、DNS、SSL、PHP、URL設定など複数の要素が関係します。

自分で確認できるWordPressトラブルと業者へ依頼した方がよいケース

症状自分で確認業者への相談
パスワード忘れ再設定メールを試す再設定できない場合
ブラウザだけ表示がおかしいキャッシュ・別端末確認全環境で発生する場合
プラグイン更新直後のエラー原因が明確なら切り分け可能管理画面に入れない場合
重大なエラー技術知識があればログ確認原因不明なら推奨
500エラーサーバー障害情報を確認原因不明なら推奨
データベース接続エラーサーバー障害確認設定・DB調査が必要なら推奨
原因不明の真っ白画面直前の更新内容を確認ログ調査が必要なら推奨

WordPressトラブル発生時にやらない方がよいこと

復旧を急ぐあまり、原因が分からないまま操作を重ねると、元の障害より復旧が難しくなる場合があります。

バックアップを取らずにファイルを削除する

原因と思われるプラグインやテーマでも、削除する前に現在の状態を保存しておくことが重要です。

複数のアップデートを同時に行う

WordPress本体、複数のプラグイン、テーマ、PHPを同時に変更すると、不具合が発生したときに原因を特定しにくくなります。

エラーを非表示にしただけで復旧したと判断する

PHPの警告やエラー表示を消しても、原因そのものが解決しているとは限りません。

正常だったバックアップを上書きする

障害発生後も自動バックアップが継続すると、正常だった世代が古い順から削除される場合があります。必要なバックアップは別に保存しておくと安心です。

WordPress復旧業者を選ぶ12のポイント

1. WordPressの復旧実績があるか

Webサイト制作の経験と、障害復旧の経験は同じではありません。具体的な復旧対応の有無を確認します。

2. 現在の症状が対応範囲に含まれるか

500エラー、ログイン不可、PHP、データベースなど、業者によって対応範囲は異なります。

3. 税込・税別を揃えて料金を比較する

同じ30,000円前後でも税込・税別で実際の支払額が異なります。

4. 初期調査が無料か有料か

有料診断でも、詳細な原因分析や報告書が含まれる場合があります。無料だから優れている、有料だから不利とは限りません。

5. 復旧できなかった場合の料金

完全成果報酬、全額返金、診断料のみ発生など条件が異なります。

6. 追加料金が発生する条件

最初の見積り後に別の問題が見つかった場合の扱いも確認します。

7. 「最短○分・○時間」が何を意味するか

問い合わせへの返信、調査開始、完全復旧では意味が異なります。

8. 作業前にバックアップを取得するか

復旧作業による二次的な問題に備え、作業前の状態へ戻せるようにしておくことが重要です。

9. 検証環境を利用するか

重要サイトや複雑な修正では、本番環境とは別の環境で確認する方法があります。

10. 原因まで調査するか

一時的に表示を戻すだけでなく、なぜ障害が起きたのか説明してもらえるか確認します。

11. 保証期間だけでなく保証条件も確認する

同一原因の再発だけが対象など、保証条件は会社によって異なります。

12. 復旧後の保守が必要か

自社でWordPressを管理するのが難しい場合は、復旧後のアップデート・バックアップまで対応するサービスも検討できます。

WordPress復旧を依頼するときに伝えると調査が進みやすい情報

情報内容
サイトURL障害が発生しているWebサイト
症状500エラー、真っ白、ログイン不可など
エラー文表示されている文章・スクリーンショット
発生日時いつまで正常だったか
直前の操作プラグイン更新、PHP変更、移転など
利用サーバーXserver、さくら等
WordPress情報管理画面へログインできる場合
FTP/SFTP必要に応じて
バックアップバックアップの有無と取得日時

すべての情報が分からなくても相談できるサービスはあります。分からない項目については、その旨を最初に伝えるとよいでしょう。

WordPress復旧を依頼してから完了するまでの一般的な流れ

  1. 問い合わせ:URL、症状、発生日時などを伝える
  2. 初期確認:直前の操作やアクセス情報を確認する
  3. バックアップ:必要に応じて現在の状態を保全する
  4. 原因調査:WordPress、PHP、プラグイン、テーマ、DB、サーバーなどを確認する
  5. 見積り:修正方法と料金を確認する
  6. 復旧作業:原因に応じた修正を行う
  7. 動作確認:主要ページ、管理画面、フォームなどを確認する
  8. 完了報告:原因と実施した作業を確認する
  9. 再発防止:必要に応じてアップデートや運用を見直す

WordPressトラブルを減らすために復旧後に確認したいこと

WordPress・プラグイン・テーマを定期的に更新する

長期間更新していないサイトほど、将来のアップデート時にバージョン差が大きくなり、互換性問題が起きやすくなります。

バックアップを複数世代保存する

最新の1世代だけではなく、複数世代を残すことで障害発生前の正常な状態へ戻せる可能性が高くなります。

PHPバージョンを放置しない

古いPHPを長期間使い続けるのではなく、新しい環境へ移行できるようにテーマやプラグインも更新しておくことが重要です。

不要なテーマ・プラグインを整理する

利用していないプログラムを残しておくと、管理対象が増えます。バックアップを確認したうえで不要なものを整理します。

重要サイトではステージング環境を活用する

本番サイトを更新する前に、検証環境でWordPressやPHPの更新を確認することで、サイト停止のリスクを減らせます。

マルウェア・改ざんの場合は通常のWordPressエラーとは対応が異なる

知らないサイトへ勝手に転送される、身に覚えのない管理者ユーザーが追加されている、不審なPHPファイルがある、検索結果が書き換えられている、Googleやサーバー会社からセキュリティ警告を受けた場合は、通常のWordPressエラーではなくマルウェア感染や不正アクセスの可能性があります。

この場合は単にサイトを表示できる状態へ戻すだけでは不十分です。

不正ファイルやバックドアの除去、侵入原因となった脆弱性の確認、WordPress・テーマ・プラグインの更新、パスワード変更など、再侵入を防ぐための対応も必要になります。

マルウェア感染が疑われる場合は、WordPressマルウェア駆除・改ざん復旧も参考にしてください。

WordPressトラブル・復旧についてよくある質問

WordPressのトラブル修復はどの業者へ依頼すればよいですか?

現在発生している症状への対応実績があり、料金、初期調査、復旧できなかった場合の条件が分かりやすい業者を選ぶとよいでしょう。緊急の場合は対応開始までの時間、重要サイトではバックアップや検証環境、保証まで確認してください。

コストパフォーマンスのよいWordPress復旧業者はどう選びますか?

最低料金だけでなく、初期調査費、追加費用、成功報酬、保証、原因調査、再発防止まで含めて比較してください。同じ料金でも作業範囲が異なるため、最終的な見積りと対応内容の両方を確認することが重要です。

WordPressにログインできなくても復旧できますか?

管理画面へログインできなくても、FTP、サーバー管理画面、データベースなどから原因を確認して復旧できる場合があります。単純なパスワード忘れなら、自分で再設定できるケースもあります。

WordPressの表示エラーは即日復旧できますか?

原因が限定されている軽度な不具合であれば即日復旧できる場合があります。一方、データベース破損、古いテーマ、複雑な独自カスタマイズなどが関係している場合は数日以上かかることがあります。

WordPress復旧の料金はいくらくらいですか?

今回比較した10サービスでは、一般的なWordPress障害について2万円前後から3万円台を開始料金としているサービスが多く見られました。事前診断や検証環境での調査を含める場合、5万円以上になるケースもあります。

バックアップがなくても復旧できますか?

バックアップがなくても復旧できるケースはあります。ただし、ファイルやデータベースが大きく破損・消失している場合は、正常なバックアップがある場合より復旧可能な範囲が限定されます。

FTP情報が分からなくても相談できますか?

相談自体は可能な業者が多くあります。レンタルサーバーの管理画面へログインできれば、FTP情報を新たに確認・発行できる場合があります。

復旧できなかった場合も料金は必要ですか?

業者によって異なります。完全成果報酬で料金が発生しないサービス、全額返金を行うサービス、復旧作業費は不要でも診断料だけ必要なサービスなどがあります。

全国どこからでもWordPress復旧を依頼できますか?

WordPressの復旧作業はオンラインで行えるため、全国対応しているサービスが多くあります。訪問作業が必要な特殊なケースを除けば、所在地から離れた業者へ依頼することも可能です。

レンタルサーバー会社に問い合わせればWordPressも直してもらえますか?

サーバー自体の障害やサーバー設定については確認してもらえる場合がありますが、WordPress内部のプラグイン・テーマ・PHPコードなどはサポート対象外となることがあります。

Web制作会社とWordPress復旧専門業者は何が違いますか?

Web制作会社でもWordPress障害に対応できる場合があります。一方、復旧を専門的に扱うサービスは、500エラー、ログイン不能、PHP、データベースなどのトラブル対応を日常的に行っている点が特徴です。

会社の種類だけで判断せず、実際の対応範囲、料金体系、復旧実績を確認するとよいでしょう。

まとめ|WordPress復旧業者は料金だけでなく対応内容まで比較する

WordPressのトラブルは、同じ「サイトが表示されない」という症状でも原因が異なります。

プラグイン1つを停止するだけで直る場合もあれば、PHP、テーマ、データベース、サーバーまで確認しなければ原因を特定できない場合もあります。

復旧業者を選ぶときは、最低料金だけでなく、初期調査、復旧できなかった場合の料金、追加料金、対応速度、バックアップ、原因調査、保証、再発防止まで比較するとよいでしょう。

原因が分からずWordPressのファイルやデータベースを直接変更することに不安がある場合は、専門業者へ現在の症状を伝えて相談する方法があります。

WordPressトラブル・復旧について救急WEBへ相談する


この記事を書いた人

中村 真一

株式会社STAY GOLD 代表取締役 / 救急WEB 運営

WordPressを中心としたWebサイトのトラブル対応、保守運用、マルウェア駆除、 サーバー移行、アップデート、Webサイト制作・改修などに携わっています。

WordPressでは、サイトが表示されない、500エラー、管理画面にログインできない、 画面が真っ白になる、プラグインやPHPの更新後に不具合が発生した、 マルウェアや不正アクセスによってサイトが改ざんされたなど、 幅広いトラブルの調査・復旧に対応しています。

トラブル対応では、単に一時的にサイトを表示できる状態へ戻すだけではなく、 エラーログ、WordPress本体、テーマ、プラグイン、PHP、データベース、 サーバー環境などを確認し、原因の切り分けと再発防止まで考慮することを重視しています。

主な経験・実績

Web業務歴
15年
主な専門分野
WordPressトラブル復旧、保守運用、マルウェア・改ざん対応、 PHP・プラグイン・テーマの不具合対応、サーバー移行
対応方針
原因調査、復旧、再発防止までを重視し、 必要な作業内容と料金をできるだけ分かりやすく説明
運営会社
株式会社STAY GOLD

主な対応分野

WordPressの重大なエラー、500 Internal Server Error、ログイン不可、 白画面、表示崩れ、データベース接続エラー、PHPバージョン変更後の不具合、 プラグイン・テーマの不具合、マルウェア感染、サイト改ざん、 WordPress保守、バックアップ、アップデート、サーバー移行など。

記事執筆について

救急WEBのWordPress関連記事では、実際のトラブル対応で得た知識に加え、 WordPress・プラグイン・レンタルサーバー各社などの公式情報を確認しながら、 できるだけ正確で実務に役立つ情報を掲載しています。

料金やサービス内容など変更される可能性がある情報については、 記事公開時または更新時に公式サイトを確認し、必要に応じて内容を更新しています。