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CASE STUDY

Elementor 3.6.2を更新したWordPressマルウェア駆除事例|救急WEB

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4つのWordPressサイトを対象に、不正改ざん検査とマルウェア駆除を実施しました。サイトAではElementor 3.6.2をはじめ複数プラグインの脆弱性情報を確認して更新。サイトBでは多数の不正PHPファイルと不正インデックスが確認され、それぞれ必要な対応を行いました。

対応概要

項目内容
対応サイト数4サイト
対応時期2025年12月19日
主な確認内容不正ファイル、プラグインの脆弱性情報、不正インデックス
WordPress対応サイトA・サイトBでWordPress本体を6.9へ更新
プラグイン対応サイトA・サイトBで更新を実施
不正インデックスサイトBで確認し、削除申請を実施

調査で確認された内容

4サイトで不正改ざん検査を行い、それぞれ削除または修正の対象となるファイルを確認しました。サイトBでは多数のPHPファイルが確認され、他の3サイトとは異なる不正ファイル構成となっていました。

サイトAでは、Elementor、All In One SEO、Contact Form 7、Envato Elements、Ninja Tablesについて脆弱性情報を確認しました。特にElementorは3.6.2が導入されており、調査後に3.33.6へ更新しています。

サイトごとの調査・対応内容

サイトA

不正改ざん検査により複数の不正ファイルを確認し、削除または修正しました。

あわせて、利用中の複数プラグインについて脆弱性情報を確認し、WordPress本体と更新対象プラグインのアップデートを実施しました。不正インデックスの登録は確認されていません。

サイトB

多数の不正PHPファイルを確認し、削除または修正しました。

WordPress本体とプラグインの更新も実施しています。また、不正インデックスが登録されていたため、削除申請を行いました。

サイトC

不正改ざん検査で複数の不正ファイルを確認し、削除または修正しました。

サイトD

サイトCと同じ構成の不正ファイルを確認し、削除または修正しました。

確認された不正ファイル

サイト削除または修正した不正ファイル
サイトA.htaccess、admin.php、index.php、wp-blog-header.php、wp-cron.php
サイトB.htaccess、index.php、abt.php、class.php、cloud.php、content.php、dn.php、File_dm.php、fine.php、param.php、radio.php、sugestions.php、train.php、wp-confiq.php、LmsNoMdqTR.php、kbnJymbikT.php、jBVBAcY.php
サイトC.htaccess、admin.php、index.php、wp-blog-header.php、wp-cron.php
サイトD.htaccess、admin.php、index.php、wp-blog-header.php、wp-cron.php

サイトBでは、他の3サイトより多くの不正ファイルが確認されました。

確認された脆弱性

サイトAでは、以下のプラグインについて脆弱性情報を確認しました。

プラグイン調査時バージョン確認された内容
All In One SEO Pack3.7.1JVNDB-2025-006384。4.8.2未満では情報取得・改ざんの可能性
Contact Form 75.3JVNDB-2025-008231。6.0.6未満では情報改ざんの可能性
Elementor3.6.2JVNDB-2025-011687。3.30.3未満では情報取得の可能性
Envato Elements2.0.7JVNDB-2023-005049。2.0.10およびそれ以前では情報取得・改ざん・DoS状態となる可能性
Ninja Tables4.1.1JVNDB-2025-008580。5.0.19未満では情報取得・改ざん・DoS状態となる可能性

調査時の各バージョンはいずれも、確認された脆弱性情報の対象範囲に該当していました。

実施したマルウェア駆除・復旧作業

  • 4サイトの不正改ざん検査
  • 不正ファイルの削除・修正
  • WordPress本体の更新
  • プラグインの更新
  • 未使用・不要プラグインの整理・削除
  • 不正インデックスの確認と削除申請

WordPress・プラグインの確認・更新内容

サイトA

対象作業前作業後
WordPress本体5.8.126.9
Akismet Anti-Spam4.1.75.6
All In One SEO Pack3.7.14.9.2
Contact Form 75.36.1.4
Elementor3.6.23.33.6
Elementor Pro3.6.43.33.2
Ninja Tables4.1.15.2.5
PuSHPress0.1.90.1.10
SiteGuard WP Plugin1.5.21.7.9
TablePress1.123.2.6

WordPress本体は5.8.12から6.9へ更新されています。

サイトB

対象作業前作業後
WordPress本体6.8.36.9
a3 Lazy Load2.7.52.7.6
Akismet Anti-spam: Spam Protection5.55.6
All in One SEO4.8.54.9.2
All-in-One WP Migration and Backup7.977.101
Autoptimize3.1.133.1.14
Contact Form 76.16.1.4
Elementor3.32.23.33.6
EmpikPlace for Woocommerce1.4.91.5.0
EWWW Image Optimizer8.2.08.3.1
Flamingo2.62.6.1
Jetpack14.815.3.1
OptinMonster2.16.202.16.22
Shortcodes Ultimate7.4.57.4.7
SiteGuard WP Plugin1.7.81.7.9
USPS Simple Shipping for Woocommerce1.11.21.12.0
WP Multibyte Patch2.9.22.9.3
WP Statistics14.15.114.16
WPForms Lite1.9.6.21.9.8.7
Yoast SEO25.626.6
カスタムフィールドテンプレート2.7.42.7.5

サイトBではWordPress本体を6.8.3から6.9へ更新し、複数のプラグインについてもアップデートを実施しました。

不正インデックスへの対応

サイトBでは不正インデックスの登録が確認され、12月23日に削除申請を完了しました。

対応結果

4サイトについて不正改ざん検査を行い、確認された不正ファイルの削除・修正を実施しました。サイトA・サイトBでは、WordPress本体と対象プラグインの更新も行っています。

サイトBで確認された不正インデックスについては、削除申請まで実施しました。

再発防止について

WordPress本体やプラグインは、脆弱性が修正されたバージョンへ適切に更新し、古いバージョンを長期間使用し続けないことが重要です。

あわせて、定期的なバックアップやマルウェア検査を行い、不審なファイルやサイト改ざんを早期に確認できる運用が必要です。

WordPressのマルウェア感染でお困りの方へ

救急WEBでは、WordPressのマルウェア駆除、不正ファイルやサイト改ざんの調査・復旧、不正リダイレクト、不正インデックスへの対応、WordPress本体・プラグインの更新などを行っています。

複数のWordPressサイトで不審なファイルが確認された場合も、サイトごとの状況を分けて確認し、必要な駆除・復旧作業を実施します。