050-3591-2338

受付時間 9:00~18:00

10分以内にご返信

無料で相談する

CASE STUDY

AI Engineの脆弱性対応と不正インデックス削除申請事例|救急WEB

  • ホーム
  • 対応事例
  • AI Engineの脆弱性対応と不正インデックス削除申請事例|救急WEB

救急WEBでは、WordPressで構築された10サイトのマルウェア駆除・復旧作業を実施しました。調査では、AI Engine、Elementor、Download Managerなどのプラグインに脆弱性が確認されました。各サイトのプラグイン・テーマの更新を行うとともに、10サイトすべてで確認された不正インデックスの削除申請を実施しました。

対応概要

項目内容
対応サイト数WordPress 10サイト
対応時期2025年11月14日~25日
主な確認事項脆弱性が確認されたプラグイン、不正インデックスの登録
主な脆弱性対象プラグインAI Engine、Elementor、Download Manager、All-in-One WP Migration、Essential Addons for Elementor
プラグイン対応脆弱性対象プラグインの更新、各サイトのプラグイン更新
テーマ対応Astra、Lightning、Hello Elementorなどの更新
不正インデックス全10サイトで登録を確認し、削除申請を実施

調査で確認された内容

今回の案件では、10サイトそれぞれのWordPress環境を調査し、インストールされているプラグインのバージョンや脆弱性情報を確認しました。

調査の結果、Download Manager、All-in-One WP Migration、Elementor、Essential Addons for Elementor、AI Engineについて、脆弱性の影響を受けるバージョンが使用されているサイトが確認されました。

また、10サイトすべてで不正インデックスの登録が確認されました。各サイトのプラグイン・テーマの更新とあわせて、不正インデックスへの対応を実施しました。

サイトごとの調査・対応内容

サイトA

サイトAでは、プラグインとテーマの更新を実施しました。

Ajax Load More、LatePoint、Spectra、SureForms、SureMailなどのプラグインを更新し、テーマ「Astra」もアップデートしました。

また、不正インデックスの登録が確認されたため、削除申請を行いました。

サイトB

サイトBでは、Download ManagerとElementorに脆弱性の影響を受けるバージョンが使用されていました。

Download Managerは更新後に削除し、Elementorは新しいバージョンへ更新しました。

そのほか、Contact Form 7などのプラグインとテーマ「Lightning」の更新を実施しました。

不正インデックスの登録も確認され、削除申請を行いました。

サイトC

サイトCでは、EWWW Image OptimizerやSiteGuard WP Pluginなどのプラグインを更新しました。

あわせて、不正インデックスの登録を確認し、削除申請を実施しました。

サイトD

サイトDでは、All-in-One WP MigrationとElementorに脆弱性の影響を受けるバージョンが使用されていました。

両プラグインを更新したほか、Really Simple SSLなどのプラグインとテーマ「Twenty Twenty-One」のアップデートを実施しました。

不正インデックスについても削除申請を行いました。

サイトE

サイトEでは、Elementorに脆弱性の影響を受けるバージョンが確認されました。

Elementor、Really Simple Security、Ultimate Addons for Elementor Liteなどのプラグインを更新し、テーマ「Twenty Twenty-One」もアップデートしました。

また、不正インデックスの登録を確認し、削除申請を実施しました。

サイトF

サイトFでは、All-in-One WP Migration、Elementor、Essential Addons for Elementorに脆弱性の影響を受けるバージョンが使用されていました。

これらのプラグインを更新したほか、EWWW Image Optimizer、Happy Elementor Addonsなどの更新と、テーマ「Hello Elementor」のアップデートを実施しました。

不正インデックスの登録についても確認し、削除申請を行いました。

サイトG

サイトGでは、ElementorとRedirection for Contact Form 7などのプラグインを更新しました。

テーマ「Twenty Twenty-Four」もアップデートし、不正インデックスの削除申請を実施しました。

サイトH

サイトHでは、Contact Form 7、Elementor、Redirection for Contact Form 7、テーマ「Twenty Twenty-Four」の作業後バージョンを確認しました。

また、不正インデックスの登録が確認され、削除申請を行いました。

サイトI

サイトIでは、AI EngineとElementorに脆弱性の影響を受けるバージョンが使用されていました。

両プラグインを更新したほか、TablePress、Happy Elementor Addonsなどのプラグインとテーマ「Lightning」のアップデートを実施しました。

不正インデックスの登録も確認され、削除申請を行いました。

サイトJ

サイトJでは、Elementorに脆弱性の影響を受けるバージョンが使用されていました。

Elementor、TablePress、WP Headers And Footersなどのプラグインとテーマ「Hello Elementor」を更新しました。

また、不正インデックスの登録を確認し、削除申請を実施しました。

確認された脆弱性

今回の調査では、5種類のプラグインについて、既知の脆弱性の影響を受けるバージョンが使用されていることを確認しました。

プラグイン調査時バージョン確認された内容
Download ManagerサイトB:3.2.963.3.19未満に情報取得・改ざんにつながる脆弱性。JVNDB-2025-008650
All-in-One WP MigrationサイトD:7.79サイトF:7.747.87未満に情報取得につながる脆弱性。JVNDB-2024-011167
ElementorサイトB:3.22.1サイトD:3.5.3サイトE:3.30.2サイトF:3.13.3サイトI:3.18.3サイトJ:3.29.13.30.3未満に情報取得につながる脆弱性。JVNDB-2025-011687
Essential Addons for ElementorサイトF:5.7.36.1.20未満に情報取得・改ざんにつながる脆弱性。JVNDB-2025-008630
AI EngineサイトI:2.2.32.8.5未満に情報取得・改ざんにつながる脆弱性。JVNDB-2025-011527

AI Engineの脆弱性

サイトIで使用されていたAI Engineは、調査時点でバージョン2.2.3でした。

AI Engineの2.8.5未満には、情報の取得や改ざんにつながる脆弱性が報告されています。

今回の対応では、AI Engineをバージョン3.2.2へ更新しました。

Elementorの脆弱性

Elementorについては、サイトB・D・E・F・I・Jの6サイトで、脆弱性の影響を受けるバージョンが確認されました。

Elementorの3.30.3未満には、情報取得につながる脆弱性が報告されています。

対象となる6サイトでは、それぞれElementorの更新を実施しました。

実施したマルウェア駆除・復旧作業

今回の案件では、各サイトの調査結果に基づき、以下の作業を実施しました。

  • WordPressに導入されているプラグインのバージョンと脆弱性情報の確認
  • 脆弱性が確認されたプラグインの更新・整理
  • 各サイトのプラグインのアップデート
  • WordPressテーマのアップデート
  • 未使用・不要プラグインの整理・削除
  • 不正インデックスの登録状況の確認と削除申請

WordPress・プラグイン・テーマの確認・更新内容

各サイトで実施した主なプラグイン・テーマの更新内容は以下のとおりです。

サイトAの更新内容

対象作業前作業後
Ajax Load More7.5.07.7.0
All-in-One WP Migration and Backup7.977.101
CloudSecure WP Security1.3.131.3.19
LatePoint5.1.935.2.4
Spectra2.19.112.19.16
Starter Templates4.4.264.4.42
SureForms1.7.41.13.2
SureMail1.7.11.9.0
テーマ:Astra4.11.34.11.15

サイトBの更新内容

対象作業前作業後
Classic Editor1.6.31.6.7
Contact Form 75.9.86.1.3
Download Manager3.2.963.3.32
Download Monitor4.9.145.1.6
Elementor3.22.13.33.1
Redirection for Contact Form 73.1.83.2.7
テーマ:Lightning15.21.015.32.1

Download Managerは11月14日に更新し、11月18日に削除しました。

サイトCの更新内容

対象作業前作業後
EWWW Image Optimizer8.1.48.2.1
SiteGuard WP Plugin1.7.81.7.9

サイトDの更新内容

対象作業前作業後
All-in-One WP Migration7.797.101
Duplicate Page4.5.34.5.6
Elementor3.5.33.33.1
Elementor Header & Footer Builder1.6.162.6.2
Really Simple SSL7.1.39.5.3.1
テーマ:Twenty Twenty-One1.42.6

サイトEの更新内容

対象作業前作業後
Duplicate Page4.5.54.5.6
Elementor3.30.23.33.1
Really Simple Security9.4.29.5.3.1
Ultimate Addons for Elementor Lite2.4.42.6.2
テーマ:Twenty Twenty-One1.42.6

サイトFの更新内容

対象作業前作業後
Advanced Editor Tools5.9.05.9.2
All-in-One WP Migration7.747.101
Classic Editor1.6.31.6.7
Contact Form 75.7.66.1.3
Elementor3.13.33.33.1
Elementor Header & Footer Builder1.6.142.6.2
Essential Addons for Elementor5.7.36.4.0
EWWW Image Optimizer7.0.08.2.1
Happy Elementor Addons3.8.43.20.1
XML Sitemap Generator for Google4.1.114.1.21
テーマ:Hello Elementor2.4.13.4.5

サイトGの更新内容

対象作業前作業後
Elementor3.33.03.33.1
Redirection for Contact Form 73.1.83.2.7
テーマ:Twenty Twenty-Four1.21.3

サイトHの確認内容

サイトHでは、以下の作業後バージョンを確認しました。

対象作業後バージョン
Contact Form 76.1.3
Elementor3.33.0
Redirection for Contact Form 73.2.7
テーマ:Twenty Twenty-Four1.3

サイトIの更新内容

対象作業前作業後
AI Engine2.2.33.2.2
Contact Form 75.8.66.1.3
Elementor3.18.33.33.1
Elementor Header & Footer Builder1.6.232.6.2
Happy Elementor Addons3.10.13.20.1
TablePress2.2.53.2.5
WordPress インポートツール0.8.20.9.5
テーマ:Lightning15.17.015.32.1

サイトJの更新内容

対象作業前作業後
Elementor3.29.13.33.1
TablePress2.4.13.2.5
WP Headers And Footers3.0.03.1.3
テーマ:Hello Elementor3.1.13.4.5

不正インデックスへの対応

今回対応した10サイトすべてで、不正インデックスの登録が確認されました。

不正インデックスとは、サイト運営者が意図していないページなどが検索エンジンに登録されている状態を指します。

今回の対応では、各サイトで確認された不正インデックスについて、11月19日~25日に削除申請を実施しました。

10サイトすべての削除申請を完了しています。

なお、削除申請の完了と検索結果からの削除完了は異なるため、申請後も検索結果の状況を継続して確認することが重要です。

対応結果

今回の案件では、10サイトのプラグイン・テーマの確認と必要な更新・整理を行い、脆弱性が確認されたプラグインへの対応を実施しました。

また、全10サイトで確認された不正インデックスについて、削除申請を完了しました。

再発防止について

WordPressのマルウェア感染リスクを抑えるためには、WordPress本体だけでなく、使用しているプラグインやテーマの脆弱性情報を定期的に確認し、必要な更新を行うことが重要です。

特に、更新が長期間行われていないプラグインや、現在のWordPressとの互換性に問題があるプラグインについては、サイト制作者と相談しながら継続利用の可否を確認することをおすすめします。

あわせて、定期的なバックアップ、マルウェア検査、検索エンジンへの不正インデックス登録状況の確認も、サイトの安全な運用に役立ちます。

WordPressのマルウェア感染でお困りの方へ

救急WEBでは、WordPressのマルウェア駆除やサイト改ざんの復旧、不正ファイルの調査・削除、不正リダイレクトへの対応、不正インデックスの削除申請などを行っています。

また、復旧作業とあわせて、プラグイン・テーマの脆弱性確認や更新、復旧後のセキュリティ対策にも対応しています。

WordPressサイトのマルウェア感染や不正インデックスなどでお困りの場合は、救急WEBへご相談ください。